分類 | コンブ目チガイソ科ワカメ属 |
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主な漁法 | 養殖、天然採藻 |
旬 | 冬~春 |
製品形態 | 葉部分: 塩蔵、乾燥(旬の時期は生ワカメとして出回る)
茎部分: 塩蔵、佃煮 めかぶ: 主に千切りされ、湯通しした状態で出回る |
主な料理 | 葉部分: 汁物、サラダ、酢の物、煮物
茎部分: 佃煮 めかぶ: 吸い物やスープ、みそ汁、うどんなどの汁物に入れる 薬味や醤油などと混ぜ合わせて米飯にかける 納豆やとろろ、オクラなどと混ぜる |
この地区では養殖ワカメと天然ワカメの採藻の二つがあります。
冬から春にかけて刈り取られ、主に塩蔵ワカメや乾燥ワカメなどに加工されます。
ワカメは3つの部位に分けられます。
一般的にワカメとして出回り消費されるのは葉の部分で、
真ん中を走っている中芯(茎)の部分は茎ワカメと呼ばれ、 コリコリした食感を楽しめます。
そして、根元部分のひだ状になった部分がメカブで、 粘り気が非常に強く、
アルギン酸やフコイダンなどの 水溶性食物繊維をたくさん含み、健康面での効果も 注目されています。
主要産地である答志島の和具浦漁港周辺では、 2月~4月中旬にかけて数十基の塩ワカメ作りの釜が並び、
沸き立つ湯気とともに潮のかおりが港全体にたちこめ、 環境省の「かおり風景100選」にも選ばれています。