分類 | ウシケノリ目ウシケノリ科アマノリ属スサビノリ |
---|---|
主な漁法 | 養殖 |
旬 | 冬 |
主な料理 | 寿司、おにぎり、ふりかけ、佃煮 |
鳥羽の海で養殖させる黒海苔はスサビノリという種類です。
晩秋から摘み取りが始まり、冬が最盛期となります。
黒海苔の養殖網
一般に、摘採回数を重ねる程に海苔は硬くなっていき、 風味など品質が落ち込んでいく傾向があります。
摘み取り船(潜り船)を使って黒海苔を摘採している様子
摘み取った海苔を板状(縦21センチ×横19センチ)に 成型したものを板海苔(乾海苔)と呼び、
それを火で 炙ったものを一般的には「焼き海苔」といいます。
ほとんどが板海苔の状態に成型され、その後、焼き海苔や 味付け海苔などに加工されて流通しますが、
生の海苔を 佃煮や酢の物にして食べられることもあります。
鳥羽の漁場は伊勢湾口に位置し、「木曽三川」や日本一の 清流「宮川」などの大河川を通して流れ込む
山からの栄養が 豊富なため、色艶が良く、風味豊かな海苔が育ちます。
また、鳥羽の海苔は、全国でここだけの葉体冷凍という 特殊な手間をかけてから加工されることから、
より一段 と美味しい海苔に仕上がります。